今回はcurseforgeで見つけたマインクラフトModの、Disenchantment Edit Tableを紹介します。
執筆時の対応環境
マイクラバージョン | 1.12.2, 1.15.2 1.16.4,1.16.5 1.17.1 1.18-1.18.2 1.19-1.19.4 1.20-1.20.2 |
Modローダー | Forge(β版), Fabric(α版, 一部バージョンのみ) |
前提Mod | (Fabric版のみ)FabricApi |
基本的にはForge用Modであり、一部バージョンにてまだ試験的な段階としてですがFabric版も用意されているようです。
Forge版もまだβ版ですが、筆者が使っていて不具合は感じませんでした。
どちらかというと、まだ実装していない機能があるからβ版としているのかもしれませんね。1
Modの内容
このModは、Disenchantment Edit Table(エンチャント解除の編集台、といった翻訳でいいですかね?)を追加する、シンプルなModです。
Disenchantment Edit Tableは、レベルなどのコスト消費なしにエンチャントを外したり付け替えたりできる作業ブロックです。
エンチャントを外したいときって...?
例えば、ネザーでピグリンとの交易を頑張って、
こんな、素敵なエンチャントが手に入ることなんてあるじゃないですか。
でも、エンチャントがついてるのは金ブーツなわけですよ。
金装備って、すぐ壊れるし性能は控えめだし、ぶっちゃけそんなに使わないじゃないですか。
少なくとも筆者にとっては、こういう"神エンチャントが紙装備についちゃった"アイテムはがっかりなわけです。
このDisenchantment Edit Tableは、こういう時にあると嬉しいModです。
レシピ
上記画像のレシピで作成可能です。
ダイヤブロック・ラピスラズリブロック・黒曜石・模様の入ったクォーツブロックがそれぞれ二つずつに、本一冊が必要ですね。
ネザー必須で、ダイヤも実質18個必要なので、クラフトまでの道のりはそれなりに長いですね。
エンチャントが活躍しだす中盤以降で作れる、といったところでしょうか。
Disenchantment Edit Tableは、エンチャント台と違い本棚を配置したら効果が変わるものではありません。
クラフトしたら、適当な場所に配置してOKです。
筆者は最初、勘違いしてエンチャント台同様、15ブロックの本棚を用意してしまいました。
見栄えがいいから、今もそのまま本棚で囲んでいます(笑)
使用方法
配置したDisenchantment Edit Tableを開くと、このような画面が開きます。
エンチャントを外す
画面左上の枠にエンチャントが付与されたツールや本などを入れると、画面右側にエンチャント本のアイコンが出現します。
このアイコンは、左上に配置したエンチャントが反映されいます。
そのエンチャント本をクリックすると、エンチャント本の詳細チップに書いている通りのエンチャント本が手に入り、もともと配置したアイテムについていたエンチャントが消えます。
つまり、元々のアイテムからエンチャントを外して、エンチャント本にできるわけです!
ちなみにこの時、エンチャントテーブルや金床でエンチャントを扱うときのようにレベルを消費したりはしません。
また、エンチャント本が作成されるからといって本が必要だったり消費したりはしません。
...若干、チート臭が強めのModとなっております(笑)
エンチャントを付ける
左上にアイテムを配置した状態で、右側のリスト欄にエンチャント本を持っていき
リスト欄にエンチャント本を配置すると、
配置したアイテムに本のエンチャントが与えられます。
つまり、前項のエンチャント外しと合わせることで、アイテムからアイテムにエンチャントを付け替えることができるわけです!
紙装備の神エンチャントが神装備に移植されたので、無駄にならないよ!
やったね、ソウルスピードⅢ!2
複数エンチャントの一括外し
たまに上記画像のような、もはや最終装備みたいなエンチャント構成の鉄ツールを手に入れることがありませんか?3
こういう神の引き運無駄遣いツールも、Disenchantment Edit Tableなら無駄にしません。
複数エンチャントのついたツールを左上に配置して、画面に並んでいるボタンのうち、右端のダウンロードボタンみたいなボタンをクリックすると、
ツールを配置した横の枠に、それらのエンチャントを全て反映されたエンチャント本ができます!
このエンチャント本を別のツールに付けなおすこともDisenchantment Edit Tableで出来ますから、神引き運が無駄になりませんね!
複数エンチャントの個別外し
また、複数エンチャントを一括で外すだけではなく、
右側のリストから、個別にそれぞれのエンチャント本として取り出すことも可能です。
そのため、「ドロップ増加と水中呼吸のエンチャント本」のような、別々のツール用エンチャントが一緒になったエンチャント本も、最大限活用できます。
別MODとの活かし方
Disenchantment Edit Tableはバニラのエンチャントだけでなく、他Modのエンチャントでも付け外し可能です。
そのため、Dungeons Gear(マイクラダンジョンズの装備と同ゲーム登場のエンチャントを追加するMod)のような膨大な追加エンチャントが導入されるModが、かなり快適になります。
エンチャント数が増えるにつれて、チェストにせよ交易にせよエンチャント台にせよ、引きたいエンチャントを引くのがより大変になります。
こういったModでは特に、引いたエンチャントはとことん使い回したいですよね。
quark(様々な微調整を施す便利なMod)に登場する古代の書(エンチャントのレベルをもう一レベル上げるアイテム。幸運Ⅳといった、バニラエンチャントの限界突破ができる)も、使いやすくなります。
Disenchantment Edit Tableを使うまでは、筆者は古代の書を手に入れても最終装備を作るまでお預け状態でした。
工業ModCreateに経験値・エンチャント要素を拡張するCreate Enchantment Industry環境下でも活躍します。
このModではエンチャント本がコピーできるので、理想のエンチャント本を作っておきたくなるのですが、Disenchantment Edit Tableで理想のエンチャント本づくりがかなりはかどります。
最後に
マイクラらしさ | ★★★★☆ | デザインはバッチリ! 少なくとも中盤までは作りづらいレシピのバランスもよい |
チート臭 | ★★★★★ | 作ってしまえばコスト無しでこれができるのか(笑) |
Disenchantment Edit Tableは、マイクラらしさを残しつつ、エンチャント周りを快適にしたい人に最適なModだと思います。
また、エンチャントの種類が格段に増えるようなModを導入する場合、この快適さはかなり有り難くなります。
ストレスフリーなエンチャントライフをお求めの方は、如何でしょうか。